コメント

どん太
2010年4月13日11:11

これ、かなり矛盾あると思います。

>、「疑似農家」は品質の向上や生産性の向上よりも「作業の楽さ」を求めるため、非効率な機械の使用や化学肥料・農薬の投与が増える。

法人化された大規模農業は多くは効率的な生産をめざし、農薬や化学肥料はドンドン使うのが普通(単一の主体が行う大規模法人で有機というのは、まずない。零細農家があつまって法人化したものにある程度)ですし、

志あって有機農業を目指す若者は、ほとんどがきまって零細の、(筆者の言う)擬似農家になります。

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>市場開放をすればどうなるか。専業農家の相対的な競争力が下がり、衰退する。残るは赤字補償で続けられる「疑似農家」だけである。

これは経済学のイロハを無視してるように思います。
外国勢のインパクトは、「擬似」「本物」双方に及びますが、普通は体力のない小規模経営体の方がインパクトは大きく受けます。
底なしの赤字補填がされるならともかく、上限があるなら、まずは小規模経営体から、撤退になるでしょう。

ふたつが競合関係にあると考えるなら、先に弱るのは小規模経営です。

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